冷延鋼板のレーザー加工のこだわり
冷延鋼板は、熱延鋼板同様、熱ひずみを抑える為、パワーを抑えて、レーザー加工する事で、美しい切断面が得られ、バリ・スパッタが出にくくなります。また、アシストガスに窒素を使用する事で、細かいところや、コーナー部がきれいに仕上がります。
冷延鋼板は、その板厚種類の多さから全てを在庫する事は難しく、納品が遅れがちな鋼板です。しかし、かねよしでは仕入れルートを確保しているので、少しレアな板厚も短納期で仕入れ~加工・出荷が可能となっています。ミガキ(SPCC)材はどの板厚でも対応可能です。
かねよしでは、10KWレーザーを保有していますが、フルパワー・フルスピードで窒素切断すると、スパッタが製品に付き取れない事があります。なので、できるだけパワーを抑えて加工する事と、アシストガスを酸素と窒素で加工によって使い分ける事により、バリとスパッタが出来る限り付かないように、加工しています。
冷延鋼板の加工事例
ご納品までの流れ
短納期!
ローコスト!
1.お見積もり・ご注文
お電話か、当サイトのお問い合せページよりご連絡下さい。
加工内容を確認後、お見積もり・注文手配をさせていただきます。
また、その際に必ずFAXまたはメールにより図面をお送りいただけますようお願い致します。(ラフなマンガ絵をFAXで送っていただいてもOKです。)
※お見積フォーラムで簡単に添付できます
※お電話で口答のみのお見積もり回答はできません

1個から!
小ロットにも
ご対応
2.図面作成〜加工
受注後、頂いた図面を基に、必要があれば加工時の注意点・使用用途などの確認を致します。準備が整い次第、CADで図面を作成し、機械に読み込んで切断加工を行います。

全国発送
承ります!
3.ご納品
製品加工が完了次第、荷崩れが無いようにしっかりと梱包し、出来る限り低コストにて発送を致します。宅配会社はご希望に合わせてお選び頂けますので、お気軽にお申し付け下さい。
鋼材業ひとすじ60年!最新加工設備を取り揃え、
1000社を超える企業様と、継続的なお取引を頂いております。
冷延鋼板の使用用途
機械部品、建築金物、車両、パネル、電気機器、看板等、幅広い分野で、レーザー切断加工した冷延鋼板(SPC)が使用されています。
板厚の精度が高く、溶接や、表面処理等がしやすいという冷延鋼板の特長と、レーザー切断加工の寸法精度の高さと美しさという特長が融合し、かなり多くの部品に積極的に採用されています。
冷延鋼板の豆知識
冷延鋼板とは鋼板の種類のひとつで、冷延鋼板―熱延鋼板のコイルを酸で洗い、表面のスケールを除去し、常温で薄く(0.15~3.2mm)均一に圧延し、その後、焼鈍及び調質圧延したものです。精製(検査・分割・スリット・せん断)工程で、冷延コイルあるいは冷延鋼板(切板)として製品化されます。
冷延鋼板は熱延鋼板に比べ、板厚の精度が高く、表面がきれいで加工しやすい材料です。自動車や電気機器等幅広い分野で使用されています。